食育と地産地消

食育

桃野畑地での体験会

過去の食育&地産地消イベント

第3回け(来)け(食)まつり

令和3年8月1日(日)開催10:00〜14:00桃野畑地 とうもろこし畑にて、収穫体験会午前10時開始より、多くの来場者をお迎えしました。

シャトルバスによる周回で、1回ずつの人数制限により、ゆっくりと広大な畑地と多彩な野花や大きなトンボ、怖いアブも、飛び交うモンシロチョウなど様々な昆虫を目にし、ネズミの穴やカエルの声など動物の気配も感じていただける機会となりました。

手の消毒後、衛生対策の手袋をしていざ収穫へ

就学前から中学生まで、多くの子どもの参加に県大学生が楽しんで収穫体験が出来るように付き添います。

近所の牧場からの堆肥を使っている事、残差は牛や馬の餌になり、また畑に漉き込む事で土壌の有用菌が増え化成肥料に頼らずとも作物が健康に育つ事、地元の高原で気候を生かした栽培の可能性など、親御さんの質問に答えながら子ども達に地元産のもぎたて新鮮な野菜の美味しさを感じていただける取り組みとなっています。

アブ対策の香取線香をつけ、案内する学生

広いとうもろこし畑で大きな一品を探します。
生憎の曇り空で、鳥海山は見えませんでしたが、それより大きなとうもろこしが重要のようでした。さて、どれが大きいかな?茎に付いているバッタやアブラムシ、アリ、飛び交う虫を物ともせず収穫に邁進です。

除草剤不使用の畑は雑草がいっぱい生えていますが、かき分けながら

「とったぞー!」収穫直後は生でも食べれますが、今回は感染症対策のため来年へのお楽しみとなりました。

作物栽培の現場を体験する機会が少なくなっている近年、人間の都合で管理され雑草も生えていない大量流通用の畑地とは違い、多様な動植物が身近に存在しそれぞれに役割がある事、その事は土壌を健康にしてくれます。

背丈もあるトウモロコシの茎の間を迷路のように歩く子、葉に付いたカエルを捕まえる子、茎の先に止まったトンボを追いかける子など、伸び伸びと行動する子どもに親御さんのシャッターが止まりません。

―参加者の感想―

・良い体験が出来た

・子どもの積極さに感心した

・個人的にまた来たい

・学校での取組みより自主性が発揮できる

・親子で参加出来る事で体験や学びを共有できる

・おばあちゃんの畑を思い出す、採りたての美味しさに期待する

・来年は苗植えから参加したい